Japanese
English
研究と報告
大腿骨頸部骨折患者に対する早期トレーニングの効果
Effects of Muscle Strengthening Exercise in Early Phase on Locomotion Capacity in Patients with Femoral Neck Fracture.
萩原 洋子
1
,
山崎 裕司
1
,
網本 和
1
,
山田 純生
1
,
三浦 直樹
2
,
別府 諸兄
2
,
青木 治人
2
Yoko Hagiwara
1
,
Hiroshi Yamasaki
1
,
Kazu Amimoto
1
,
Sumio Yamada
1
,
Naoki Miura
2
,
Moroe Beppu
2
,
Haruhito Aoki
2
1聖マリアンナ医科大学病院リハビリテーション部
2聖マリアンナ医科大学病院整形外科
1Department of Rehabilitation Medicine, St Marianna University School of Medicine Hospital
2Department of Orthopedic Surgery, St Marianna University School of Medicine
キーワード:
大腿骨頸部骨折
,
早期筋力トレーニング
,
移動能力
Keyword:
大腿骨頸部骨折
,
早期筋力トレーニング
,
移動能力
pp.347-350
発行日 1997年4月10日
Published Date 1997/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108353
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はじめに
大腿骨頸部骨折患者の理学療法において筋力トレーニングが重要であることは周知のことである.しかし,これまで対照群を設けた比較研究がなされておらず,臥床期間中からの早期筋力トレーニングが離床後の移動能力に対してどの程度の臨床的意義を有するかについては明らかでない.
今回,われわれは,大腿骨頸部骨折患者に早期から筋力トレーニングを行い,歴史的対照群と離床時の移動能力を比較検討した.
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