Japanese
English
特集 装具療法再考
重複障害児に合併する側彎と装具療法
Spinal Bracing of Scoliosis in Mentally Retarded Patients.
荒尾 和彦
1
,
沖 高司
1
,
野上 宏
1
Kazuhiko Arao
1
,
Takashi Oki
1
,
Hiroshi Nogami
1
1愛知県心身障害者コロニー中央病院整形外科
1The Department of Orthopaedic Surgery, Central Hospital, Aichi Prefectural Colony
キーワード:
脊柱側彎症
,
重複障害
,
装具治療
Keyword:
脊柱側彎症
,
重複障害
,
装具治療
pp.37-39
発行日 1997年1月10日
Published Date 1997/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108280
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はじめに
重複障害児(以下,MRと略)の側彎症は,進行の報告1-3)が多く,装具療法は無効であるという報告4,5)が多い.また,「装具療法が有用である」という報告6)も,バランスや生活動作の改善についてであり,側彎の進行に対しての報告はみられない.今回,MRに合併した側彎症における装具療法の有用性,問題点を調査した.
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