Japanese
English
特集 障害児教育
肢体不自由教育の現況と問題点
Recent Trends in Education for the Children with Physical Disabilities.
小鴨 英夫
1
Hideo Ogamo
1
1淑徳大学
1Shukutoku University
キーワード:
肢体不自由教育
,
ADL
,
統合教育
Keyword:
肢体不自由教育
,
ADL
,
統合教育
pp.635-641
発行日 1994年8月10日
Published Date 1994/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107662
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はじめに
養護学校教育の義務制が実施されてから15年が経過し,すべての肢体不自由児に対して学校教育の機会が保障された.これに伴い肢体不自由養護学校では,障害のきわめて重い児童生徒が在学するようになり,これら児童生徒に対する指導内容,方法の確立や学校教育を終えた後の社会への移行の問題などがこの教育の大きな課題となっている.
以下,障害の重度・重複化,多様化が進んでいる肢体不自由教育の現況について概観し,最後に,国際的に障害児の統合教育の必要が叫ばれる折,英国,米国の統合教育の動向に触れながら,わが国の状況を取り上げた.
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