Japanese
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講座 リハビリテーションにおけるパソコン活用法
4.グラフ作成とプレゼンテーション
How to create Charts and Presentations.
園田 茂
1
Shigeru Sonoda
1
1東京都リハビリテーション病院
1Tokyo Metropolitan Rehabilitation Hospital
キーワード:
パソコン
,
グラフ作成
,
プレゼンテーション
Keyword:
パソコン
,
グラフ作成
,
プレゼンテーション
pp.328-330
発行日 1994年4月10日
Published Date 1994/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107594
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本稿では,説得力のある発表をするために,パソコンを用いてグラフを作成し,見栄えのするスライドに仕上げる過程を説明する.
はじめに
日本人は他人にわかりやすく説明することが苦手なのではなかろうか.リハビリテーションの科学性を確立しようとしている現在,明解な発表は必須と思われるが,リハビリテーション関連の学会に行くと,見に来ないでくださいといわんばかりの発表に辟易する.かすれたブルーバックスライド,聴衆が読めないほど小さな字の大群,数字のみの羅列…….私としては,演者が強調したい内容はスライドでも強調してほしいし,差があると結論される数値はグラフとして目で見たい.この私の願いは贅沢なのであろうか.
ついこの間までカラースライドを作ることは大変手間がかかるか,お金のかかることであった.今はどうだろう.きれいなスライドは個人レベルで作成可能である.絵とかグラフの得意なパソコンの代表としてマッキントッシュ(以下,Macと略す)がある.これにグラフ作成ソフトとフィルムレコーダーを揃えると,美的センスの問題は残るものの鮮明なカラースライドができあがる.以下,Macを例としてその仕組みを説明していく.その流れを図1に示す.
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