Japanese
English
短報
神経疾患による長期臥床患者の食事性低血圧
Postprandial Hypotension in Long-term Bedridden Patients with Neurological Disorder.
横山 絵里子
1
,
長田 乾
2
,
平田 温
2
,
佐山 一郎
1
Eriko Yokoyama
1
,
Ken Nagata
2
,
Yutaka Hirata
2
,
Ichiro Sayama
1
1秋田県立脳血管研究センター理学診療科
2秋田県立脳血管研究センター神経内科
1Department of Rehabilitation, Research Institute for Brain and Blood Vessels
2Department of Neurology, Research Institute for Brain and Blood Vessels
キーワード:
食事性低血圧
,
長期臥床患者
Keyword:
食事性低血圧
,
長期臥床患者
pp.1044-1046
発行日 1993年12月10日
Published Date 1993/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107505
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はじめに
食事性低血圧は,食事中や食後の血圧低下によりめまいや失神をきたし,起立歩行時に転倒の原因となるため,リハビリテーションの重大な阻害要因である.しかし,実際の訓練においては,未だ食事性低血圧に対する配慮に乏しいのが現状である.われわれは,神経疾患による長期臥床患者で経管栄養食を摂取する症例の食事と血圧,脈拍変動の関連について検討を行い,リハビリテーションにおける危険因子としての食事性低血圧の重要性について考察した.
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