Japanese
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短報
腰痛症における等運動性運動による体幹筋持久力の測定
Measurement of Trunk Muscle Fatigability With and Without Low Back Pain using Isokinetic Testing.
中村 耕三
1,2
,
李 俊凞
1
,
山口 修
1
,
大井 淑雄
1
Kozo Nakamura
1,2
,
Joon Hee Lee
1
,
Osamu Yamaguchi
1
,
Yoshio Ooi
1
1自治医科大学整形外科
2東京大学医学部整形外科
1Department of Orthopedics Jichi Medical School
キーワード:
易疲労性
,
体幹筋力
Keyword:
易疲労性
,
体幹筋力
pp.959-962
発行日 1993年11月10日
Published Date 1993/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107487
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目的
体幹筋の評価の一つは発揮できる最大筋力であり,腰痛疲では健常人に比し低下していることが認められている1).一方,同一姿勢の保持や反復動作で腰痛が生じることは日常診療でよく経験され,このことは最大筋力と同時に持久力の評価も重要であることを考えさせる.
持久力の測定法には種々のものがある.等尺性運動での測定法としてはKraus-Weber test,Sorensen testがあり,腰痛症では持久力が減少していることが報告されている2),一方,等運動性運動においての研究は少ないが,30度/秒という遅い運動では少なくとも減少しているとされている3).
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