Japanese
English
実践講座 義肢をめぐる最近の進歩(4)
大腿義足
Current State of the Above-Knee Prosthesis.
青山 孝
1
Takashi Aoyama
1
1労災リハビリテーション工学センター
1Rehabilitation Engineering Center for Employment Injuries
キーワード:
坐骨収納型ソケット
,
軽量義足
,
義足の処方
Keyword:
坐骨収納型ソケット
,
軽量義足
,
義足の処方
pp.1181-1187
発行日 1992年11月10日
Published Date 1992/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107235
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はじめに
大腿義足は最近の10年間で画期的な進歩を遂げた.画期的である理由は「機能と装着感を改善した吸着ソケット」が開発されたのと,機能的にも優れた「軽い骨格構造義足」が商品化されたことである.この2つによって,高い機能の義足を求める活動的な切断者も,また軽くて安全な義足が必要な高齢の切断者も,ともに進歩の恩恵に浴することができるようになった.本稿では,大腿義足の処方に役立つことを念頭において,ソケットと懸垂法,および義足構造と部品機能の2点を中心に説明する.
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