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増大特集 知っておきたいリハビリテーション・テクニック
機能障害へのアプローチ
嚥下障害に対する訓練―特に重症心身障害児を中心に
Rehabilitation Technique for Dysphagia of Severely Handicapped Children.
江口 壽榮夫
1
,
時岡 孝光
1
,
元植 容子
1
Sueo Eguchi
1
,
Takamitsu Tokioka
1
,
Yoko Motoue
1
1高知県立子鹿園
1Kojikaen, Kochi Prefectural Institute for Handicapped Children
キーワード:
発達障害
,
口腔機能
,
姿勢
,
摂食訓練
Keyword:
発達障害
,
口腔機能
,
姿勢
,
摂食訓練
pp.993-997
発行日 1992年9月10日
Published Date 1992/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107196
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はじめに
障害児の摂食訓練は,原則的には健常乳幼児の哺乳から摂食に至る中枢神経系の発達過程を追うものであるが,多くの場合,哺乳による栄養摂食の時期を過ぎている障害児に対して,哺乳の段階を飛び越えて摂食訓練を開始しなければならないという現実がある.障害児が受診した時に,その暦年齢に相応した健常児との発達―摂食を含む身体上の発達,精神発達などそれぞれについて―の差を適切に把握することがまず大切で,それを基盤として摂食障害dysphagiaに対するリハビリテーションのテクニックを駆使することになる.
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