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紹介
地域病院リハビリテーション病棟への「脳卒中リハビリテーション目的転院」患者―10年間の変化の検討
Changes in Non-Acute Stroke Patients Transfered to A Rehabilitation Units in A Community Hospital: Ten years perspective.
矢田 毅
1,2
,
北村 依理
1
,
戸倉 直実
1
,
二木 立
3
Takesi Yada
1,2
,
Eri Kitamura
1
,
Naomi Tokura
1
,
Ryu Niki
3
1代々木病院理学診療科
2小豆沢病院
3日本福祉大学
1Department of Rehabilitation Medicine, Yoyogi Hospital
3Japan University of Social Welfare
キーワード:
リハビリテーション目的転院患者
,
早期転院
Keyword:
リハビリテーション目的転院患者
,
早期転院
pp.729-731
発行日 1991年7月10日
Published Date 1991/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106866
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はじめに
地域病院である当院のリハビリテーション病棟では,主として発症後早期に救急病棟へ入院した脳卒中患者を受け入れている1,2).しかし,大都市においてさえリハビリテーション専門施設とスタッフが不足している現状では,発症後早期は他病院に入院して一般医学的治療を受けた後にリハビリテーションを必要とする患者(以下,「リハビリテーション目的転院患者」)も一部受け入れている.
このような「リハビリテーション目的転院患者」の当院の受け入れ基準そのものは,この10数年大きく変わっていないが3),最近,リハビリテーション目的転院患者の特徴に変化が生じているように感じられた.しかし従来,一般の地域病院での,脳卒中の非早期入院患者についての報告はほとんどみられない.そこでこの10年間の比較検討を行ってみた.
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