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特集 一般病院におけるリハビリテーション活動
都市中規模病院におけるリハビリテーション活動―脳卒中患者の流れを中心に
Rehabilitation Service in a Community Hospital: Analysis of the Flow of Stroke Cases.
二木 立
1
Ryu Niki
1
1代々木病院リハビリテーション診療科
1Yoyogi Hospital.
キーワード:
都市中規模病院
,
脳卒中患者
Keyword:
都市中規模病院
,
脳卒中患者
pp.495-502
発行日 1979年7月10日
Published Date 1979/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104183
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はじめに
一般病院で脳卒中のリハビリテーションを積極的に行なうことの重要性,有効性は最近広く認識されつつある.著者も2年前の本誌上で,そのあり方を詳しく論じた1).
しかし,全体としてみれば,一般病院での脳卒中リハビリテーションは,長尾病院,竹田総合病院,東京逓信病院等の先駆的取り組みを除けば,まだまだ立ち遅れている.しかも,一般病院の脳卒中リハビリテーションの特徴(特に,リハビリテーション専門病院との違い),患者の流れについての実態分析は,林弘氏等の報告2~4)その他5~8)を除けば,ほとんどみられない.
小論では,私の勤務する代々木病院の脳卒中患者の実態とリハビリテーションの成績を,特に患者の流れに焦点をあてて報告し,大方の参考に供したい.
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