Japanese
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増大特集 老年者とリハビリテーション
Ⅳ.リハビリテーション・サービス
地域ケアの実際―都市型センターでの実践
Practice of Community-based Rehabilitation Service: Practice at urban-typed rehabilitation center.
伊藤 利之
1
Toshiyuki Ito
1
1横浜市総合リハビリテーションセンター障害者更生相談所
1Yokohama Rehabilitation Center, Counseling Office for Handicapped
キーワード:
老人
,
都市型センター
,
介護者
,
介助機器
,
環境整備
Keyword:
老人
,
都市型センター
,
介護者
,
介助機器
,
環境整備
pp.404-408
発行日 1991年4月10日
Published Date 1991/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106794
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はじめに
老人のリハビリテーションを進めるには,一般病院における早期リハビリテーションの実現と,在宅を基盤にした地域リハビリテーション・サービスとの連携が特に重要である.そのためには,医療機関におけるリハビリテーション部門や各種の福祉施設の整備拡充はもちろんであるが,在宅を基盤にした地域ケアの内容を,より一層充実したものにすることが必要である.そして何よりもまず,病院や診療所の往診活動,保健所や保健センターが行っている訪問看護および機能訓練事業,障害者更生相談所を中心とした地域リハビリテーション推進事業など,各法律に基づいて各々の機関や施設で行っている地域リハビリテーションに関する活動の効率的連携を図ることが急務である.
そこで,この小論では横浜市における地域リハビリテーション活動の中から,対象を60歳以上の老人にしぼり,その連携システムと在宅ケアの実際について紹介する.
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