2025年を見すえた心不全診療ロードマップ 突破口はどこにあるのか 超高齢者の心不全管理 リアルワールドでの困難へ挑む
都市型在宅医療の実践
横山 広行
1
1門脇医院
キーワード:
患者管理
,
心不全
,
包括医療
,
患者ケア計画
,
疾病管理
,
診療ガイドライン
,
治療成績
,
都市保健
,
ランダム化比較試験
,
在宅医療
Keyword:
Comprehensive Health Care
,
Patient Care
,
Heart Failure
,
Patient Care Planning
,
Urban Health
,
Randomized Controlled Trials as Topic
,
Treatment Outcome
,
Practice Guidelines as Topic
,
Disease Management
pp.511-514
発行日 2014年3月1日
Published Date 2014/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014113902
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約300万人が高齢慢性心不全に罹患する時代に,循環器専門医だけでなく,一般医家が心不全在宅医療の足下を支える重要な役割を担うであろう.すべての心不全患者に対する均一化した包括心不全管理は,再入院死亡を十分抑制できないことが報告され,個々の症例に適合した疾病管理が求められている.高齢慢性心不全の増加により,都市部でも急性期病院での受け入れが困難になるため,入院から退院に続く心不全在宅医療の多職種連携が,再入院を抑制する唯一の方法であり,一般医家が在宅医療に積極的に関わることが求められる時代がくる.
©Nankodo Co., Ltd., 2014