Japanese
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実践講座 リハビリテーション医に必要な運動器のMRIの知識(2)
脊椎のMRI
MRI of Spine.
中村 耕三
1
,
大井 淑雄
2
Kozo Nakamura
1
,
Yoshio Ooi
2
1自治医科大学リハビリテーションセンター
2自治医科大学整形外科
1Rehabilitation Center, Jichi Medical School and Hospital
2Department of Orthopedic Surgery, Jichi Medical School and Hospital
キーワード:
運動器障害
,
MRI
,
脊椎
Keyword:
運動器障害
,
MRI
,
脊椎
pp.151-155
発行日 1991年2月10日
Published Date 1991/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106732
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MRIによる解剖学的知見
X線像とは原理的に異なっているため,正常像を理解しておくことが大切である.
骨皮質は無信号で,骨髄はその脂肪組織のためT1強調でやや高信号を示す.T1強調矢状断では椎体は高信号の髄質と無信号の皮質として描出される(図1①,2①,3①).軸椎歯突起は正常でも低信号を呈する点に注意する(図1①).棘突起も高信号域として認められる(図1①,2①,3①).
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