Japanese
English
特集 脊椎・脊髄外科診断学の進歩(第14回日本脊椎外科研究会より)
脊椎外科におけるMRIの有用性
Diagnostic Value of MRI for Spine Surgery
星野 雄一
1
,
黒川 高秀
1
,
吉川 宏起
2
Yuichi Hoshino
1
1東京大学医学部整形外科学教室
2東京大学医学部放射線科
1Department of Orthopaedic Surgery, Faculty of Medicine, University of Tokyo
キーワード:
核磁気共鳴画像
,
MRI
,
脊椎
,
spine
,
脊髄
,
spinal cord
Keyword:
核磁気共鳴画像
,
MRI
,
脊椎
,
spine
,
脊髄
,
spinal cord
pp.451-459
発行日 1986年4月25日
Published Date 1986/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408907400
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抄録:MRIは,軟部組織を造影剤なしで描出でき,自由な方向の断面像を得るのが容易であり,病理組織学的診断がある程度可能であり,しかもX線に依存しない点で,画期的な画像診断法である.このような特徴をもつMRIが脊椎外科領域でどのような診断的価値をもつかを,従来の画像診断法では診断できなかった疾患の診断,各種造影法の代りになり得るかの2点から検討した.
静磁場強度0.35Tおよび1.5Tのいずれも超電導MRIを用い,脊椎・脊髄疾患患者52例を対象とし,主にSpin Echo法にて画像を得た.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.