特集 脳卒中片麻痺—理学療法の歩みと最新の取り組み
ガイドラインにみる脳卒中片麻痺に対する効果的な理学療法
髙見 彰淑
1
Akiyoshi TAKAMI
1
1弘前大学大学院保健学研究科
キーワード:
脳卒中
,
治療ガイドライン
,
運動麻痺
,
運動機能障害
,
益と害
Keyword:
脳卒中
,
治療ガイドライン
,
運動麻痺
,
運動機能障害
,
益と害
pp.655-659
発行日 2025年6月15日
Published Date 2025/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520590060655
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Point
●治療ガイドラインは,意思決定を促すものであり,マニュアルではない.損益判別のための手段として認識する
●損益では有害事象や適用範囲限局,バイアスリスク,不精確性などのマイナス情報が,推奨度やエビデンスレベルより場合によっては活用度が高い
●日常の動作や課題に特化して行う反復練習が,課題のイメージやゴールがわかりやすく,脳卒中片麻痺の運動機能向上,運動麻痺回復の促進に役立つと推察される

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