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研究と報告
在宅重度身体障害者に対する巡回機能訓練―千葉市療育センターにおける経験
Home Visiting Rehabilitation Service for Bed-Ridden Patients.
伊集院 朋子
1
,
服部 孝道
2
,
助川 未枝保
1
,
福嶋 正和
1
Tomoko Ijuin
1
,
Takamichi Hattori
2
,
Mishiho Sukegawa
1
,
Masakazu Fukushima
1
1千葉市療育センター
2千葉大学医学部神経内科
1Chibashi Ryouiku Center.
2Department of Neurology, School of Medicine, Chiba University.
キーワード:
訪問指導
,
機能訓練
Keyword:
訪問指導
,
機能訓練
pp.367-370
発行日 1987年5月10日
Published Date 1987/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106514
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はじめに
近年老人人口の増加および医療技術の進歩により,脳血管障害の結果,重度な後遺障害を持ちながらも家庭で長期療養生活をおくる人が増えてきた.これら重度身体障害者が,ハンディキャップを持ちながら自立した家庭生活を送れるように,千葉市療育センター「ふれあいの家」1)では,開所以来これらの在宅重度身体障害者の家庭を直接訪問し,身体的機能の維持・向上と積極的生活態度の保持のために,機能訓練方法の指導や家族への介護指導,生活相談を行ってきた.今回,筆者らが過去5カ年間に当センターにおいて,巡回機能訓練を終了した在宅重度身体障害者38名について得た経験を報告する.
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