印象記
日ソ・リハビリテーション・シンポジウム
上田 敏
1
1東京大学医学部リハビリテーション部
pp.979-980
発行日 1989年12月10日
Published Date 1989/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106185
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1989年10月14日(土),15日(日)の両日,虎ノ門プラザホール(霞ケ関ビル1階)で,「日ソ・リヘビリテーション・シンポジウム―現状と将来展望」が開催された.これは広島の世界反核医師の会に参加したソ連側の医師の中に多数のリハビリテーション関係者が含まれており,その医師たちから,せっかくの来日の機会に日本のリハビリテーション医たちと交流をしたいとの希望が出て,在日ソ連大使館員のお世話でソ連対外友好文化交流協会の主催,社団法人日本リハビリテーション医学会の協賛という形で開催の運びとなったものである.
第1日(14日)は,午後1時開催の予定が,早朝の地震で新幹線のダイヤが乱れ,広島の帰途,大阪に寄って12時頃東京着のはずだったソ連側の人たちが1時間半近く遅れて,開会は2時半となった.参加者はソ連側約20人,日本側約30人で,シンポジウムにふさわしい,気楽に討論できる雰囲気で進められた.
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