Japanese
English
特集 RAのリハビリテーションをめぐって
患者側から見たリハビリテーション上の問題点
Problems on Rehabilitation from RA Patients' Viewpoint
伊藤 育夫
,
小林 甲光
Ikuo Ito
,
Katsumitsu Kobayashi
pp.859-861
発行日 1989年11月10日
Published Date 1989/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106161
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
RAのリハビリテーションへの希望
伊藤 育夫
はじめに
慢性関節リウマチ(以下RA)は関節の炎症を繰り返し,全治の難しい進行性の全身病で,患者は長期間,関節の痛みと腫れ,変形に苦しみ,病状はめまぐるしい変化や個人差があるため,各人の病状に合った薬物療法を続けています.しかし,炎症進行期には安静が必要であり,また症状が安定している時でも半人前で無理ができないにもかかわらず,どんな時期にも適切なリハビリテーションが必要とされているところに,RAの治療上の難しさがあります.
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.