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特集 リハビリテーション医学教育
リハビリテーション医学卒前教育の実態と問題点―最近の実態調査(1983)から
Undergraduate Medical Education in Rehabilitation: An Analysis of the Educational Status of Rehabilitation Medicine in All Japan Medical School (1983).
石神 重信
1
,
浮田 潤
1
Shigenobu Ishigami
1
,
Jun Ukita
1
1防衛医科大学校リハビリテーション部
1Department of Rehabilitation, National Defense Medical College.
キーワード:
卒前教育実態
,
大学群別比較
,
教育項目別頻度
Keyword:
卒前教育実態
,
大学群別比較
,
教育項目別頻度
pp.89-95
発行日 1986年2月10日
Published Date 1986/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105534
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はじめに
リハビリテーション医学教育の充実がさけばれてきて久しい.大学における卒前教育の充実は,リハビリテーション医学が講座や診療部門として独立することなくしては成り立ちえないことでもあろう.全国的にみて講座や独立診療科は増えてきたが,まだその数も少ないことから,卒前教育が充分とはいい難い面もある.
しかしながら,専門医・認定医制度が発足して5年余となり確立しつつある卒後教育を考えるとき,卒前教育の実態を見直し,問題点を明らかにする必要性が出て来たと言えよう.
今回1983年に「リハ学会」の医学教育委員会と大学リハビリテーションセンター連絡協議会が各大学医学部および医学大学に対して行った診療・教育の実態調査の結果の分析を通じて問題点を明らかにしてみたい.
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