第22回日本リハビリテーション医学会総会

　第22回日本リハビリテーション医学会総会は，本年6月7，8日の2日間にわたり独協医科大学リハビリテーション科　高橋勇教授主宰のもとで，宇都宮市文化会館で開催された．この両日，生憎と梅雨入りとかで，天候には恵まれなかったが，会場も，宇都宮市の周辺に近く，足の便がやや悪いところに位置したが，約1,100名に及ぶ会員，当日会員の参加を得て，きわめて活発な討論が展開され，その準備も創設なお日浅い教室ではあるが，総力をあげてことにあたられ，地味ながら充実した学会との印象をうけた．なお，会場は上述，足場がやや悪いと思われたが，会場そのものは瀟洒で，マイクのきこえもよく，立派な会場であり，A～F各会場にも周倒な準備がなされていた．高橋勇会長をはじめ，教室の皆さん，関係の方々に「御苦労さま，有難うございました」と労を謝したい．

　さて，「印象記」であるが，2日間にわたり，6つの会場をすべて網羅して記すことは不可能であるので，小生の専門に偏りすぎて恐縮ですが，小生がじっくり聴かせてもらった発表を主体に，他は垣間見る程度にすぎなかったので思い出すままに記してみたいと思う．