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第29回日本リハビリテーション医学会学術集会・総会
澤村 誠志
1
1兵庫県立総合リハビリテーションセンター
pp.267
発行日 1992年4月15日
Published Date 1992/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103491
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(第29回日本リハビリテーション医学会学術集会会長)
第29回日本リハビリテーション医学会学術集会は,1992年5月28日(木)より30日(土)の3日間に,神戸国際展示場2号館,神戸国際会議場にて開催されます.1975年に第12回学術集会を神戸大学・柏木大治名誉教授が神戸で開催されました.それ以後,この17年間のリハビリテーション医学を取り巻く環境の変化は著しく,とりわけ,長寿社会の到来,自立生活運動,ADLよりQOLに向かっての生活様式,ニーズの多様化,福祉八法の改正に伴う市町村の役割重視,在宅医療・福祉への地域重視の方向への政策転換など,目まぐるしい変化をみせております.時に,長寿社会を迎えての“寝たきり0作戦”の担い手としてのリハビリテーションのニーズが高まり,先日も理学療法士,作業療法士,看護婦,ホームヘルパーなど地域を支えるヒューマンパワーの養成計画の見通しが行なわれました.このような経緯の中で,リハビリテーション医学の認識が深まったことから,リハビリテーション医学会も8,000人に近い会員となりました.今回の学術集会の一般演題も過去最高の579題の申し込みです.
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