Japanese
English
研究と報告
鹿児島県の公共施設における障害者対策の現状―建築年次と障害者対策の関連について
Aspects of Structures of Public Facilities and Its Countermeasures for the Physically Handicapped.
川平 和美
1
,
田中 信行
1
,
小野 知子
1
,
竹迫 賢一
1
,
片岡 明美
1
,
井形 昭弘
2
Kazumi Kawahira
1
,
Nobuyuki Tanaka
1
,
Tomoko Ono
1
,
Kenichi Takezako
1
,
Akemi Kataoka
1
,
Akihiro Igata
2
1鹿児島大学霧島分院
2鹿児島大学第三内科
1Kagoshima University Hospital Kirishima Branch.
2The Third Department of Internal Medicine, Faculty of Medicine, Kagoshima University.
キーワード:
公共施設
,
障害者対策
Keyword:
公共施設
,
障害者対策
pp.531-536
発行日 1984年7月10日
Published Date 1984/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105200
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はじめに
国際障害者年を契機として,障害者に対する社会環境整備の必要性は一般の人々にも理解されるようになり,種々の対策が実施されつつある.身障者の雇用促進や年金等の社会福祉に関連するものは種々の統計資料もあり,比較的に現状把握も可能である.しかし公共建築物等の物理的生活空間の整備は身障者の積極的社会,文化活動への参加に欠かせないものでありながら,地域差が大きいこと,都道府県単位での総合的調査がないことから現状把握自体も不充分である.
われわれは鹿児島県内の公共施設の構造と障害者対策ならびに身障者職員の現状について調査を行ったので報告する.
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