書評
―上田 敏(東京大学)著―リハビリテーションを考える
大川 嗣雄
1
1横浜市立大学
pp.213
発行日 1984年3月10日
Published Date 1984/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105130
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わが国にリハビリテーションという言葉とともにその理念や技術が入って来てから,ほぼ30年になろうとしている.それ以降,多くの分野で,様々な形でリハビリテーションはわが国でも発展して来た.その発展に指導的役割を果して来た人達は数多くあげられようが,上田敏氏はその中でも最も顕著な業績をあげて来た人の1人であることに誰も異存はないと思われる.
上田氏の数多くの業績の中でも,氏はリハビリテーション医学の立場から,リハビリテーションの理念の確立とリハビリテーション医学の独自性と専門性の確立に貢献して来たことが高く評価されよう.
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