書評
世界のリハビリテーション―リハビリテーションと障害者福祉の国際比較 代々木病院 東京大学 二木 立・上田 敏 著
大井 淑雄
1
1自治医科大学リハビリテーションセンター
pp.242
発行日 1981年3月10日
Published Date 1981/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104510
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世界のリハビリテーションの進展しつつある過程を多角的な面から把握するには，膨大な日数を必要とし困難な課題の一つである．
本書は世界諸国（アメリカ，カナダ，ヨーロッパ）のリハビリテーションと日本のリハビリテーションの動向を客観的に把握するために役立つに違いない．序論として「リハビリテーションの国際比較のための視点」の一章がおかれ，社会全体のリハビリテーションのあり方として，アメリカの技術モデルとヨーロッパ諸国の福祉モデルが書かれ，福祉の思想と制度についての流れが読み取られる．
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