ひと
第20回日本リハビリテーション医学会総会会長となられた 祖父江逸郎(そぶえいつろう)氏
村地 俊二
1
1愛知コロニー
pp.498
発行日 1983年6月10日
Published Date 1983/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104975
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日本リハビリテーション医学会長祖父江逸郎教授は,名古屋大学第1内科の主任教授で,わが国における臨床神経学のパイオニアとして,現在なお神経内科の最高権威として活躍中の先生である.私は名大整形外科に在職当時から今に至るまで同窓の先輩として,神経学研究の指導者として,先生から受けた数々の教えや影響は計り知れないものがある.
その明晰なる頭脳と温仁の人柄にもとづく卓越した統括力,指導力は,門下から多数の俊秀を輩出せしめ,先生を頂点とする一門の学問的業績は瞠目すべきものがある.既に昭和54年,その偉功に対し中日文化賞が授与されたことも宜なる哉と思うのである.
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