一頁講座 スプリント・6
末梢神経麻痺のスプリント
明石 謙
1
1川崎医科大学リハビリテーション科
pp.499
発行日 1983年6月10日
Published Date 1983/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104976
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末梢神経麻痺に用いるスプリントの主な目的は,変形の予防または矯正と,失なわれた機能の代償である.次に主なものについて述べる.
正中神経麻痺:末梢部での麻痺と比較的近位での麻痺がある.多いのは前者で,失なわれる機能の内で特に母指の垂直外転と対立が問題となる.
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