Japanese
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特集 リハビリテーションとスポーツ
車いす運動の運動強度と全身持久性トレーニング効果
Work Intensty of Wheel-Chair Exercise and Effects on Physical Endurance Training.
芳賀 脩光
1
Shukoh Haga
1
1筑波大学体育科学系
1Institute of Health and Sports Science, The University of Tsukuba.
キーワード:
車いす運動
,
運動強度
,
トレーニング効果
Keyword:
車いす運動
,
運動強度
,
トレーニング効果
pp.357-361
発行日 1983年5月10日
Published Date 1983/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104947
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はじめに
目的:脊椎損傷や頸髄損傷,あるいはポリオ等様々な原因によって車いすを利用せざるを得ない身体障害者においては,日常の健康維持をはかるためにも,運動をとり入れることは極めて重要なことと思われる.こうした場合の他に,体力向上をはかる場合や競技者としてスポーツ活動を行う場合,車いすによる運動時の呼吸循環機能にどのような反応を生じるのか,また,長期にわたるトレーニングを行った結果,どのような効果が観察されるかについて体力科学,運動生理学の立場から検討することを目的とした.
そこで本研究では次に示すごとく,Ⅰ.車いす運動の運動強度について,Ⅱ.車いす運動による全身持久的トレーニング効果の検討,Ⅲ.車いすバスケットボール練習時の呼吸循環機能の3つの観点から検索した.
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