Japanese
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講座 CT(2)
CTの読影法―診断上注意すべき事項
Basic Knowleges of X-Ray CT Diagnosis.
竹中 榮一
1
Eiichi Takenaka
1
1東京大学医学部放射線医学教室
1Department of Radiology, Faculty of Medicine, Tokyo University.
キーワード:
X線CT像の診断
,
CT値診断
Keyword:
X線CT像の診断
,
CT値診断
pp.135-148
発行日 1983年2月10日
Published Date 1983/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104903
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1.CTの現況と各世代別CTの特長
1975年東京女子医大に頭部用EMI-1000の導入以来,急速に普及しいわゆる第Ⅱ世代CT,第Ⅲ世代CT,第Ⅳ世代CTとデータ収録方式の異なるもの,X線管出力の増大,検出器がNaIからBGO,CsI,Xeなど各種のものが使用され走査時間も秒単位となり,その発展はすばらしい.現在約2,000台のCTが使用され,米国でも2,000台以上,欧州で800台(大部分ドイツ)といわれ,国産では日立メディコ,東芝KK,島津製作所,横河メディカルシステム(1982年秋より)の4社がある(表1).
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