診療相談室
頸椎牽引療法施行上の注意事項
山崎 典郎
1
1都立墨東病院・整形外科
pp.1478
発行日 1973年11月10日
Published Date 1973/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204980
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質問 内科診療所でも,最近多くの頸椎疾患に出くわします.せめて頸椎だけでも牽引療法を行ないたいと思いますが,その施行上の注意事項についてご教示ください.(東京都開業 H生 50歳)
答 牽引療法の目的は大別して次の如くに分けることができる.①骨析,脱臼の整復およびその保持,②免荷(関節裂隙を広くしたり椎聞板への免荷を目的とする),③安静.
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