Japanese
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特集 肢体不自由児教育
普通学校における肢体不自由児―脳性麻痺
Survey on the Disabled Children Attending Normal School.
大塚 隆二
1
Ryuji Otsuka
1
1心身障害児総合医療療育センター福祉相談科
1National Rehabilitation Center for Disabled Children.
キーワード:
父母
,
担任教師
,
実態調査
Keyword:
父母
,
担任教師
,
実態調査
pp.507-512
発行日 1982年5月10日
Published Date 1982/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104750
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はじめに
昭和54年4月より,障害児の養護学校義務が実施されたが,東京都においては,すでに昭和49年度から,障害児の全員就学が事実上発足していた.
ところで,東京都内の肢体不自由児施設(4施設)と他の肢体不自由児施設(4施設)のメディカル・ソーシャル・ワーカー(以下MSWと略す)計13名によって,退園児の中から普通校に就学した児童の実態を調査した.本調査は,障害を限定しないで実施したものであるが,ここでは脳性麻痺児を中心に取り上げてみる.
なお,本研究は,昭和54年,55年度 厚生省委託研究「心身障害児総合医療療育センターにおけるケース・ワークの有り方に関する研究」によるものである.
また,本調査表は昭和48年第18回全国肢体不自由児療育研究大会で北療育園が発表した「普通校に就学した脳性麻痺児の調査」をほぼ踏襲し,一部改訂したものを使用した.
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