Japanese
English
研究と報告
抗腫瘍剤使用例の義足装着訓練について
Prosthetic Management during Regimen of Chemotherapy.
林 義孝
1
,
川村 次郎
2
,
水島 哲也
2
Yoshitaka Hayashi
1
,
Jiro Kawamura
2
,
Tetsuya Mizushima
2
1大阪大学医学部附属病院中央リハビリテーション部
2大阪大学医学部整形外科
1Central Rehabilitation Service, Osaka University Hospital.
2Department of Orthopedic Surgery, Osaka University Medical School.
キーワード:
抗腫瘍剤
,
義足装着訓練
Keyword:
抗腫瘍剤
,
義足装着訓練
pp.375-379
発行日 1979年5月10日
Published Date 1979/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104158
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はじめに
最近,骨原発性の悪性腫瘍に対してもアドリアマイシンなどの抗腫瘍剤が広く用いられるようになり,優秀な成績が報告されている1,2,4~6,8,9,11).これらの抗腫瘍剤は長期間にわたって投与されるので,切断後に使用された場合には副作用のために,従来通りのプログラムで義肢装着訓練を行なうことは困難なことが多い.しかしながら,国内,国外を通じて抗腫瘍剤投与中における義肢装着訓練についての報告が非常に少ないので7,10),少数例ではあるがわれわれの経験を報告する.
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