Japanese
English
研究と報告
頭囲とてんかんからみた重度および最重度精神薄弱を伴う脳性麻痺幼児の精神発達
Head Circumference, Epileptic Seizures and Mental Development in Cerebral Palsy with Severe and Profound Mental Retardation.
中島 和夫
1
,
森 秀子
1
,
河崎 靖子
1
,
江口 洋子
1
,
江沢 慶子
1
,
今村 哲夫
1
Kazuo Nakajima
1
,
Hideko Mori
1
,
Yasuko Kawasaki
1
,
Yoko Eguchi
1
,
Keiko Ezawa
1
,
Tetuo Imamura
1
1東京都心身障害者福祉センター
1The Tokyo Metropolitan Rehabilitation Center.
キーワード:
脳性麻痺
,
頭囲年齢
Keyword:
脳性麻痺
,
頭囲年齢
pp.359-363
発行日 1978年5月10日
Published Date 1978/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103983
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はじめに
重度および最重度の精神薄弱を伴う脳性麻痺幼児の精神発達を的確に把握することは,これら幼児の指導内容や指導方法を決定するうえで極めて重要である.著者等はこれまでに,この点に注目して,これら幼児の指導に,より直結した評価表の開発につとめてきた1,2).
本研究では,その一環として,重度および最重度の精神薄弱を伴う脳性麻痺幼児の精神年齢と頭囲およびてんかんとの関連性を検討し,頭囲年齢とてんかんが,これら幼児の精神発達を評価するうえで有効な補助的手段となりうることを知ったので報告する.
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