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編集後記
鹿
pp.508
発行日 2006年5月10日
Published Date 2006/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102823
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リハ関係者に大きなインパクトを与えている06年度診療報酬改定に鑑み,巻頭言では「総合リハ」の行方が心配されていますが,後記では「総合リハ」誌の行方を.土屋弘吉先生(当時,横浜市大整形外科)は本誌創刊号巻頭言で,「“総合リハ”はリハ医学を中心として,関連する基礎・臨床各科にまたがり,またPT,OT,ST,看護,心理,補装具等コメディカルの各方面を包含するものである.また医療社会事業,職業相談等の社会的リハや,建築,人間工学,機械工学,電子工学等の技術との連繋や,教育,行政等の問題に至るまで,必要な関連事項はすべてにわたって網羅することになろう.」と述べています.これは言わば「総合リハ宣言」,以来編集会議では常に「総合」の中味を充実させるべくさまざまな試みをしてきており,多領域の編集同人の先生方に参画していただきながら,まさにinterdisciplinary team approachを行っています.他の臨床医学と異なり,疾患横断的な障害学であるリハ学にはこのやり方がベストだと思っていますが,さてそこで,「総合リハ」誌のこれからは?
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