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編集後記
鹿
pp.100
発行日 2004年1月10日
Published Date 2004/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102726
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新年明けましておめでとうございます.今年も宜しくお願い申し上げます.昨年末の忘年会でのもっぱらの話題は,増税・年金・地方財源・憲法改正・イラク復興支援・派兵・テロリズム・北朝鮮,等々の政治談議,ちょっとした評論家気分でした.しかし会社の人事の話ならまだしも,何々問題について口角泡を飛ばしているような時代は決していい時代ではありません.というわけで,何がめでたいのだなんて言いたくもなる重苦しい雰囲気で始まった年明けですが,始まってしまったらやるしかありません.今年の新連載,講座「リハ専門職のための法律知識」,「PTSD;外傷後ストレス障害」,実践講座「病院機能評価」,「嚥下障害」など,医療全体でトピカルな話題をリハビリテーションに関連づけて取り上げました.医療事故が過誤にならないためにはそれに関わる人々全体の信頼関係が大事ですが,PTSDでも病院機能評価でもそれは同様.その信頼関係構築のための必要条件は「情報開示」と「インフォームドコンセント」,さらに十分条件として素直さと優しさ.
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