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増大特集 リハビリテーションQ&A
Ⅵ 神経および筋疾患
45.神経筋疾患の筋電図
Clinical electromyography.
村岡 香織
1
,
木村 彰男
2
Kaori Muraoka
1
,
Akio Kimura
2
1済生会神奈川病院リハビリテーション科
2慶應義塾大学リハビリテーション医学・医工連携
1Department of Rehabilitation, Saiseikai Kanagawa Hospital
2Department of Rehabilitation Medicine, Keio University
キーワード:
針筋電図検査
,
神経伝導検査
Keyword:
針筋電図検査
,
神経伝導検査
pp.691-697
発行日 2012年5月10日
Published Date 2012/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102521
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Q1 針筋電図検査では何がわかるか?
針筋電図検査を単に「筋電図検査」と呼ぶこともある.針筋電図検査は,運動単位のいずれかの要素の障害の有無を,筋細胞膜に生じた電位変化で評価する検査である.神経伝導検査が主に末梢神経の障害を評価するものであるのに対し,針筋電図検査では,脊髄・前角細胞・筋肉など神経伝導検査では評価できない部分の障害も検出することができる.
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