書評
道免和久(編)「リハビリテーション評価データブック」
原 寛美
1
1相澤病院総合リハビリテーションセンター
pp.12
発行日 2011年1月10日
Published Date 2011/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101929
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
リハビリテーション医療の場に必須の書籍
兵庫医科大学リハビリテーション医学教室教授の道免和久先生は,脳卒中上肢麻痺改善のためのCI療法をわが国に導入しその普及に努めるなど,日本におけるリハビリテーション医学・医療のゆるぎないオピニオンリーダーの一人であり,氏の数々の業績と活躍にはリハビリテーション医療の臨床に携わっている多くのスタッフはじめ,リハビリテーション医療を必要としている患者さんからも高く評価されている.
その道免先生が編集した『リハビリテーション評価データブック』がこのたび発刊された.道免先生は,この著作の構想から上梓までには10年の歳月を要したとしており,今日のリハビリテーション医学・医療において汎用されている機能評価法をほぼ網羅すべく渉猟してある.その項目数は800にも及ぶが,コンパクトな辞書サイズとして編集されている労作である.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.