Japanese
English
実践講座 臨床評価のピットフォール・1【新連載】
ROM,MMT
Pitfall of ROM test and MMT.
加藤 徳明
1
,
佐伯 覚
1
,
蜂須賀 研二
1
Noriaki Kato
1
,
Satoru Saeki
1
,
Kenji Hachisuka
1
1産業医科大学リハビリテーション医学講座
1Department of Rehabilitation Medicine, University of Occupational and Environmental Health
キーワード:
ROM
,
MMT
,
代償運動
,
最終感
,
抗重力肢位
Keyword:
ROM
,
MMT
,
代償運動
,
最終感
,
抗重力肢位
pp.855-859
発行日 2010年9月10日
Published Date 2010/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101851
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はじめに
関節可動域(range of motion;ROM)測定と徒手筋力検査(manual muscle test;MMT)は,運動系の機能を評価する最も重要かつ基本的な手法の一つであり,リハビリテーション医学に携わる者は正確に実施する必要がある.いずれの評価法も手技に習熟した検者が行えば信頼性が高いが1-3),初心者は測定条件を守り基本に忠実に実施することが大切である.本稿では,ROM測定,MMTに関して,臨床的に初心者が間違えやすい項目を中心に解説する.
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