Japanese
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特集 神経難病のリハビリテーション
神経筋疾患患者への装具療法や歩容のアプローチ
Approaches to gait disturbance by orthopedic therapy for patients with neuromuscular diseases
松井 彩乃
1
Ayano Matsui
1
1国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院総合外科部整形外科
1Department of Orthopedics, National Center Hospital of Neurology and Psychiatry
キーワード:
歩容異常
,
神経筋疾患
,
代償運動
,
巧みさ
Keyword:
歩容異常
,
神経筋疾患
,
代償運動
,
巧みさ
pp.129-135
発行日 2022年2月10日
Published Date 2022/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202422
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はじめに
神経筋疾患では疾患の進行に伴う筋力低下や筋緊張異常により歩容異常を呈する.歩容の異常は単に歩行困難を生じるだけでなく,関節への過負荷や変形,転倒リスクの増大など,さまざまな二次的な問題を生じる.本稿では神経筋疾患の歩容異常を言語化するとともに,その対策・対案について記述的に考察する.
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