Japanese
English
特集 神経因性膀胱の話題
治療
Treatment for neurogenic bladder.
山西 友典
1
,
吉田 謙一郎
1
Tomonori Yamanishi
1
,
Ken-Ichiro Yoshida
1
1獨協医科大学泌尿器科
1Department of Urology, Dokkyo Medical University
キーワード:
神経因性膀胱
,
治療
,
抗コリン薬
,
コリン作動薬
,
α1-AR遮断薬
,
電気刺激療法
Keyword:
神経因性膀胱
,
治療
,
抗コリン薬
,
コリン作動薬
,
α1-AR遮断薬
,
電気刺激療法
pp.1003-1009
発行日 2009年11月10日
Published Date 2009/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101629
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
2002年国際禁制学会(International Continence Society;ICS)による下部尿路機能分類によると,下部尿路機能は蓄尿機能と排尿(出)機能に分けられ,その各々が膀胱機能と尿道機能に分類されている.したがって,神経因性膀胱の治療もこれらの分類に従って治療方針を決定することになる(表1).
本稿では,神経因性膀胱の治療を,この分類に従って,蓄尿機能障害,排出機能障害に対する治療を膀胱機能,尿道機能に分けて解説する.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.