Japanese
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特集 高齢者の脊椎・脊髄疾患
骨粗鬆症性椎体骨折
Osteoporotic vertebral fracture.
宮本 敬
1
,
清水 克時
2
Kei Miyamoto
1
,
Katsuji Shimizu
2
1岐阜大学脊椎骨関節再建外科学
2岐阜大学整形外科学
1Department of Reconstructive Surgery for Spine, Bone, and Joints, Gifu University Graduate School of Medicine
2Department of Orthopaedic Surgery, Gifu University Graduate School of Medicine
キーワード:
高齢者
,
脊椎
,
骨粗鬆症
Keyword:
高齢者
,
脊椎
,
骨粗鬆症
pp.505-508
発行日 2009年6月10日
Published Date 2009/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101524
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はじめに
高齢社会の到来によって,骨粗鬆症患者の数は日本国内で1,000万人を超えている.骨粗鬆症性椎体骨折発生の頻度は著しく増加しており,高齢者のQOL(quality of life)を著しく悪化させる要因となっている.本疾患は基本的に,早期に診断し,適切な保存的治療を施行することにより良好な成績を得ることができる.本稿では,本疾患の診断,保存的治療の基本方針,および治療を行ううえでの諸問題などについて述べる.
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