連載 印象に残ったリハビリテーション事例
本当の仕事―脳卒中を患った芸術家の人生
鈴木 幹次郎
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1慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンターリハビリテーション科
キーワード:
芸術家
,
人生
,
脳卒中
Keyword:
芸術家
,
人生
,
脳卒中
pp.78-80
発行日 2009年1月10日
Published Date 2009/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101430
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矢谷長治氏(日本画家,大正4年生まれ)(図1)は,2002年3月に脳梗塞を発症され右片麻痺となりました.現役の画家である矢谷氏との関わりのなかで,筆者がリハビリテーション医として感じたことについて記したいと思います.脳梗塞は珍しい疾患ではなく,とくに何かが起こったわけではありませんが,筆者の貴重な臨床経験として心に刻まれている患者です.
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