Japanese
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特集 最近の脳卒中リハビリテーション技術
片麻痺に対する上肢機能訓練装置
Robot aided training on motor recovery following stroke.
宮越 浩一
1
Koichi Miyakoshi
1
1亀田総合病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Kameda General Hospital
キーワード:
脳卒中
,
上肢
,
運動学習
,
ロボット
,
訓練装置
Keyword:
脳卒中
,
上肢
,
運動学習
,
ロボット
,
訓練装置
pp.1427-1432
発行日 2007年12月10日
Published Date 2007/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101132
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はじめに
一般的に脳卒中により片麻痺となった場合,下肢よりも上肢の機能改善が不良であることが多い.しかも上肢の訓練においては,筋力強化・可動域改善のみならず,巧緻性の向上が重要となるため,下肢の訓練装置と比較して複雑なシステムが必要となる.現在までにいくつかの装置が開発され,その有効性を報告しているが,多くは研究段階にとどまっている.
本稿では筆者らが開発・臨床応用した上肢機能訓練装置を中心に,装置の特徴と今後の展望について述べる.
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