Japanese
English
特集 最近の脳卒中リハビリテーション技術
片麻痺の患手管理とその効果
Managements of hemiplegic upper limbs and its effect in stroke patients.
高内 裕史
1
,
佐鹿 博信
2
Hirofumi Takauchi
1
,
Hironobu Sashika
2
1横須賀共済病院リハビリテーション科
2横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Yokosuka-kyousai Hospital
2Department of Rehabilitation Medicine, Yokohama City University Hospital
キーワード:
患手管理
,
脳卒中
,
作業療法
,
二次的合併症
Keyword:
患手管理
,
脳卒中
,
作業療法
,
二次的合併症
pp.1419-1425
発行日 2007年12月10日
Published Date 2007/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101131
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
脳卒中片麻痺患者,とくに重度麻痺や高次脳機能障害を合併する症例において,麻痺側上肢の随伴障害(あるいは二次的障害)が出現し増悪する傾向があることはよく知られている.本稿ではそれらの合併症を予防ないし改善するために実施する「患手管理」について,筆者らが勤務していた横浜市立脳血管医療センター(以下,Y脳血管センター)での作業療法の介入方法と効果などを,文献的考察を加えて検討する.
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.