Japanese
English
特集 関節リウマチ―最新の知見とリハビリテーション
治療薬の進歩
Progress in the treatment of rheumatoid arthritis.
谷口 敦夫
1
,
鎌谷 直之
1
Atsuo Taniguchi
1
,
Naoyuki Kamatani
1
1東京女子医科大学附属病院膠原病リウマチ通風センター
1Tokyo Women's Medical University Institute of Rheumatology
キーワード:
関節リウマチ
,
疾患修飾性抗リウマチ薬
,
生物学的製剤
Keyword:
関節リウマチ
,
疾患修飾性抗リウマチ薬
,
生物学的製剤
pp.713-716
発行日 2004年8月10日
Published Date 2004/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100625
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はじめに
関節リウマチ(rheumatoid arthritis;RA)は,関節滑膜に起こる原因不明の慢性炎症のために多発関節炎が生じ,さらに多臓器を障害する原因不明の全身性炎症疾患である.関節炎が持続すると関節が破壊され,多くの患者で身体障害が生じる.医療経済的,社会的損失が大きい疾患であり,効果的な治療の開発・導入が求められている.
本稿ではRA治療の中心である薬物療法について,その変遷と新たに導入された生物学的製剤を紹介し,今後の展望について述べてみたい.
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