Japanese
English
症例報告
当園で義足を処方した先天性下肢切断の2例
Lower limb prosthesis for congenital amputation:case report.
杉本 佳久
1
,
千田 益生
2
,
藤井 基晴
1
,
堅山 佳美
2
,
日野 雅之
1
,
井上 香奈子
1
,
中込 直
1
Yoshihisa Sugimoto
1
,
Masuo Senda
2
,
Motoharu Fujii
1
,
Yoshimi Katayama
2
,
Masayuki Hino
1
,
Kanako Inoue
1
,
Tadashi Nakagomi
1
1愛媛整肢療護園整形外科
2岡山大学医学部附属病院リハビリテーション部
1Department of Orthopedic Surgery, Ehime Disabled Children's Hospital
2Dpartment of Physical Medicine and Rehabilitation, Okayama Unibersity Hospital
キーワード:
先天性切断
,
義足
,
下肢切断
,
小児
Keyword:
先天性切断
,
義足
,
下肢切断
,
小児
pp.472-474
発行日 2004年5月10日
Published Date 2004/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100583
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はじめに
切断全体に占める小児切断の割合は2~4%と報告されており1-3),当園のような肢体不自由児施設においても,小児切断を治療する機会は少ない.また,小児切断の特徴として,歩行能獲得の前後でリハビリテーションが異なる4),発達に応じて義足の作り替えが必要4-7)といった点があげられ,義足処方には知識と経験が必要とされる.今回われわれは,小児下肢切断2例を経験したので,義足処方の工夫や問題点について若干の文献的考察を含めて報告する.
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