Japanese
English
特集 呼吸リハビリテーション
リハビリテーションに有用な人工呼吸器の進歩
Progress of a ventilator useful for rehabilitation.
瓜生 伸一
1
Shin-ichi Uryu
1
1北里大学東病院MEセンター部
1Medical Engineerring Center, Kitasato University East Hospital
キーワード:
人工呼吸器
,
非侵襲的陽圧換気
,
生活の質
Keyword:
人工呼吸器
,
非侵襲的陽圧換気
,
生活の質
pp.121-125
発行日 2004年2月10日
Published Date 2004/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100539
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
従来,人工呼吸器を必要とした患者は,入院生活を余儀なくされ,行動範囲も制限されてきた.しかし,現在では,在宅人工呼吸療法の普及などに伴い,日常生活の場においても人工呼吸器が使用されるようになってきていることから,人工呼吸器を使用した患者の生活の質(QOL)は格段に向上してきていると考えられるが,こうした人工呼吸器を使用した患者のQOLの改善には,人工呼吸器が大きく関わってくると思われる.
本稿では,NPPV(non-invasive positive pressure ventilation)を含む人工呼吸器の進歩および臨床工学技士の役割などについて述べる.
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.