ひと
第41回日本リハビリテーション医学会学術集会会長になられた東京大学大学院医学系研究科感覚運動機能医学講座リハビリテーション医学分野教授・江藤文夫氏
宮野 佐年
1
1東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学教室
pp.5
発行日 2004年1月10日
Published Date 2004/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100520
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江藤文夫先生が第41回日本リハビリテーション医学会の学術集会を主宰されることになった.2004年6月3日(木)~5日(土)に,東京・新宿の京王プラザホテルで開催される.
東京大学の教授がリハビリテーション医学会の会長をされるのは第24回の上田敏教授以来である.
江藤教授は,昭和47年東京大学医学部をご卒業後,2年間内科系の研修医を経て,同49年同大学医学部老年病学教室に入局され,同59年医局長,同年に病院理学療法部講師,同60年理学療法部副部長,平成5年獨協医科大学リハビリテーション科学教室教授,同10年東京大学医学部教授,附属病院理学療法部部長,同13年同大学大学院医学系研究科リハビリテーション医学分野教授として現在に至っている.
江藤教授は現在,リハビリテーション医学会の常任理事であり,財務および教育担当と,最重要部門で活躍中である.先生の話し振りは,少しはすに構えて,いつも冷静・沈着,話しの内容は文献的考察の裏付けがあってのお話だ.雑誌の編集会議などでご一緒する機会が多いが,企画を立て,実行に移そうというとき,どこにどんな人物がいて,どんな仕事をしているかをすべて把握しておられ,人脈の広いのにはいつも感心させられる.
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