ひと
第47回日本リハビリテーション医学会学術集会会長になられた 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科リハビリテーション医学教授 川平和美氏
田中 信行
1
1鹿児島大学
pp.5
発行日 2010年1月10日
Published Date 2010/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101674
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第47回日本リハビリテーション(以下,リハ)医学会学術集会は,本年5月20日(木)~22日(土)に,初夏の陽光あふれる鹿児島市で開催されます.川平和美先生は今回のメインテーマを,“今日の先端科学を明日のリハへ”とされています.最新の脳科学や画像診断学,分子生物学などの進歩を,リハに積極的に取り入れる意気込みが感じられます.
川平先生は自然豊かな鹿児島県鶴田町で育ち,高校,大学時代はラグビー部で活躍して花園出場も果たし,その薩摩の熱気は今も健在です.卒業後,鹿児島大学第一内科に入局し,1977年から霧島分院(現・霧島リハセンター)で私と共に新しい自律神経検査法の確立や本態性高血圧の研究を行い,学位も取得しました.また当時から,脳卒中片麻痺や尿失禁,心理,性機能障害のリハにも取り組み,地域啓蒙活動も始めました.
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