ひと
第46回日本リハビリテーション医学会学術集会会長になられた慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター教授 木村彰男氏
米本 恭三
1
1東京慈恵会医科大学
pp.5
発行日 2009年1月10日
Published Date 2009/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101416
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来たる第46回日本リハビリテーション(以下,リハ)医学会学術集会を風光明媚な静岡市で開催されるに当たり,木村彰男先生は“リハ医学―夢と希望への挑戦”をメインテーマに掲げられました.社会へ貢献するリハ医学を理念に,先生のもとで学術集会が開かれるのは大きな喜びです.長年に亘り,日本リハ医学会の評議員,理事,常任理事の重責を務められながら,今日まで多くの若手リハ医の育成にご尽力されました.
先生は多くの知識人を輩出した湘南の地で生まれ育ち,おだやかで写真のようにスマートで誰にも信頼されるお人柄です.緊張する話し合いの最中でも,当意即妙な洒落が入り,その場が大いに沸き,円滑に議論が進みます.“英国紳士はユーモアのセンスをもつ人”と言われますが,正にユーモアを解し,センスは抜群で国際感覚を豊かに身につけておられます.学ばれた慶應義塾大学医学部では弓道部に所属され,物事への集中力や瞬発力は弓道で培われたものと思います.人一倍ご家族思いで,しばしば奥様とバーなどへお出掛けと伺っています.楽しい洒落もご家族には,賞味期限切れとのことです.
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