ひと
第49回日本リハビリテーション医学会学術集会会長になられた産業医科大学リハビリテーション医学講座教授 蜂須賀研二 氏
里宇 明元
1,2
1日本リハビリテーション医学会
2慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
pp.5
発行日 2012年1月10日
Published Date 2012/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102324
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蜂須賀先生は小生にとって大学の4年先輩にあたり,出張先の病院ではリハビリテーション医学の基本から筋電図,シストメトリー,フェノールブロックなどの手技を丁寧に教えていただいた.さらに当時,アクリラマイドニューロパチーモデル動物における運動負荷の研究に取り組んでおられ,病理組織化学的手法や電子顕微鏡による評価を垣間みる機会を与えてくださった.
さらに小生が米国ミネソタ大学にレジデント留学したころとほぼ同時期に,蜂須賀先生はメイヨークリニックの末梢神経研究で有名なDr. Dyckのところで基礎研究を続けておられ,滞米中は家族ともども大変お世話になった.のちに大学や学会関係の仕事をするようになってからも,折に触れてアドバイスをくださり,まさに研修医時代から現在に至るまで,公私両面においてご指導をいただいてきた良き先輩である.
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